高橋祥子先生のオンラインサロンで
ペア読書というのをやっていて
初めて参加させて頂きました。
アンディ·クラークの現れる存在 脳と身体と世界の再統合という本をグループで皆で読み、その後、内容の共有と解釈、これからの自分にどう活かすかなどを伝える時間を持つのです。
ペア読書をしたことがなかったけれど
色んな人と解釈を共有することで
色んな角度から本の内容を受けとることが出来ます。
私にはとても難しかった。
先生は、東大の池上高志さんが翻訳に関わっていることから、この本を選んだと言っていました。
身体をデバイスとして脳が心を構築するとしたら
感情が揺さぶられるのは予期せぬ出来事が起きたときだから この対処に応用出来そうだと。
私は
感情が生きる上で必要で
冷静に取り乱さず対応しなければならないことが多いけど、感情が必要なのも進化の過程で必然だったと思うので、大事にしたいところでもあります。ダンサーだしね。
感情がホルモンの分泌や細胞の機能の活性化にプラスに働いてるとこもあるけれど
今は自動化やAIなどデジタル化が進んで
脳がそれについていけていない気がします。
だから
考えないようにしたり、感じないようにしたりして、自己防衛してるようにも感じています。
これは人にとって進化なのかは解らない。
人は生きるという最上位の目標が達成されると(生理的欲求が充たされる)と安全や社会的、承認、自己実現の欲求段階を追って欲求をみたしていくと言われています。
心は自己実現のため
人生の質を高めるために必要だけど
これから自分でコントロールして
感情が発動しないよう
時代の変化に適応出来るよう
意識する必要があるのでしょう。
健康に生きるために。
身体をデバイスにするという脳
身体から脳へ情報が伝わるといっても
身体って五感も第六感もあって
デバイスが多すぎ。
この前、腸と脳だけでなく皮膚と脳の関連で免疫療法に応用させる研究を見ました。
ハイパー·ソニック·エフェクトの研究をみても
皮膚が受容体になるのは解ります。
患者さんの心臓が数分確かに止まったのに
大好きな主治医が来たら
止まった心臓が15分間動き続けて
主治医が思い出話をしながら患者さんを見送れたことがありました。
意識がないはずの患者さんが
まるで先生を待ってたような奇跡。
どうやって先生を感じたのでしょう。
身体のデバイスは
奥が深そうです。
やっぱり人って凄い。
生き物って凄い。
38億年かけて進化した私の身体って凄いって
細胞の活動に感謝なのです。
これを数字にしたりデジタル化したりして
追求していく科学者も凄い。
尊敬します。