私は、いつも良いものにしか触れないように意識しています。
知識や思考や、食べ物など、触れるもの全てにです。
本物には価値があります。
自分が大切にしているものだけですが、触れるものの質にこだわるということには価値があります。
世界チャンピョンと九州チャンピョンとでは、すべてにおいて質が違います。
それは、人生の時間をどれだけそこに注いだかということの現れだし、
才能や意識や努力の量によって得ている結果だということが言えると思います。
だから、そういう高まった人、努力して手に入れたいものを手にしている人は
人とは違う。
そこに価値があり、お金を払うということが何の抵抗もなく出来る。
私は、そういう良いものにしか触れないようにして、
自分のやっていること、自分の技術、知識に自信が持てるようになりました。
意味を持たせ、価値を与えて貰っているからです。
足を一歩前に出す。
この一歩にどれだけの技術が要求されるか。
学んでいない人、知らないひとは、チャンピョンとそうでない人の技術の差に気づくことはないと思います。
何か違うけど、何が違うか解らないという人もいると思います。
私は、ダンス歴20年を超えて、解るようになってきました。
一歩の価値が。一歩の意味が。一歩にどれだけの努力があるか。
一歩にダンサーの人生が反映されるのです。
そして、努力して、お手本にふさわしいひとたちの声が最も価値のある言葉だと思うようになりました。
だから、本物の声にしか耳をかさなくなった。
それで良いと思っています。
信じるものは一つあれば良い。
ワトソンも言っていました。
知っていることにしがみつけと。
知っていることとはピュアなダンスだと。
なんの混じりけもないダンス。
感動を与えたいということにしがみつく。
ピュアなダンスが人を感動させるということを知っている。
とても幸せなことです。
私を育ててくれたたくさんの本物に感謝です。