岡部友さんのフィットネスキャンプに参加した後、オリーブオイルに興味が湧き、ネットで検索をしていました。現在のオリーブは改良され続けていて、品種は700種とも1000種とも言われているそうです。原種のオリーブは一粒が小さくて、収穫後にオイルを絞り出す作業がとても大変だそうです。その作業効率を良くするために、大量生産しやすいように粒を大きく改良されているとのこと。美味しくするとか品質を保つために改良されているわけではないのです。
私が行きついたオリーブオイル専門店のフシコスは、コロネイキ種という原種に近い単一種。700年前からずっと育てているそうです。ギリシャ人のオリーブの木を受け継ぐ子孫と日本の菜種油屋の子孫が国際結婚し結びつくことで、オリーブオイルのお店を福岡市桜坂に構えられたというのです。日本で手に入れられる純粋なオリーブオイルはここだけ。なんというご縁でしょう。福岡市に住んでて良かった。
ギリシャからの空輸も品質を落とさないように色々拘っています。光、温度、空気が劣化の原因になるためスチール缶を使い、空輸も最短の一日だとか。
オリーブオイルを購入する時に試飲させてもらったのですが、口の中やのどがピリピリするのです。もともと香辛料でもあるオリーブ。スパイスって感じでした。酸化していない本物のオリーブオイルの証拠だと店主が目を輝かせて話してくれました。
お店の方はお肌がツルツルしていてとても綺麗。試飲の残りを手に出され、肌に延ばしてみてと言われました。油とは思えない匂い、さらっとしていて化粧品としても売れそうなオリーブオイル。感動です。
一つの道を極めているキラキラした人の語りを聴くのは大好き。とても素敵な休日を過ごすことが出来ました。
改めて、天然の素材、雑じり気のない本物の魅力が最強だと思いました。