dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

和太鼓フェスティバル

私は、予防ケアパーティーを2025年秋に計画していて、

登壇して欲しい科学者、医師、ダンサー、華道、和太鼓のプロにいろいろお願いしているところです。

プロフェッショナルを繋いでいくのはとても楽しい。

本物が集まったら最高のパーティーになるのは間違いない。

確かな手ごたえを感じてわくわくしています。

 

自分が感動したものは、絶対に他の人も感動すると思うので・・・。

たくさんの人に知ってもらいたいです。

 

私は今まで海外の文化であるBallroomDance(社交ダンス)を踊ってきました。

紳士淑女、リード&フォロー、女性をエスコートする男性の文化。

キラキラしたステージと洗練された音楽、古くから残っている色々な国の音楽たち。

どれも大好きです。

 

ダンスのレッスンでは、自分らしさを追求するという作業が必要でした。

ダンスを始めたころの私は、かっこいいダンサーの真似ばかりしていましたが、

10年くらい経ったころに、他の人にはなれないという当たり前のことに気づき、

自分らしさとは何だろうと考えるようになりました。

 

ダンスがステップではなく、その人そのものだという感覚も10年くらい経って

気づきました。

相性や好み、表現、すべてにそれは当てはまります。

 

自分自身を追求していくと、

自分が日本人であるということを考えるようになりました。

日本という国、日本という人種、日本という文化、日本人の特徴・・・・

 

基本的に私は、人類皆兄弟という気持ちを持っていて、

同じ人間なのだから、たいした区別は必要ない。

そういう考えもありますが、遺伝子の勉強をしていくと、

99.9%が同じ仕組み、残りのたった0.1%でこれだけの多様性がある。

そう思うと、違う。一人ひとりが違う。

その違いを強調することが自分らしさの追求なのだと思うようになりました。

 

文化や伝統に関しては、日本は他と違うと感じることが多い。

感覚や調和、団結力など、圧倒するところがあります。

伝統芸能に触れた時に、日本の魅力を感じる。

近頃、美しいと感じるようになりました。

これかもしれない。そう思いました。

 

海外の文化も日本の文化もどれも素晴らしいのだけれど、

日本人の私は、日本の美を表現できるようになったほうが

自分らしさが表に出るのではないか。

そんなことをいろいろ考えているときに、

NHK大河ドラマ真田丸のメインテーマに出会いました。

この曲を聴いた瞬間、これを私のダンスの曲にしよう。

そう決めました。

 

この曲は、日本人が作った、日本人の演奏した曲です。

私は、この曲を日本人の本物のダンサーと踊りたい。

そう思って、実現させました。

へたっぴな私が無理をいってお願いしたのです。

これで踊った動画をインスタにアップしたとき、

大好きなカリーナがいいね♡をしてくれました。

その一人のいいね♡で私は自信を持つことが出来たのです。

日本人ってかっこいいんだと思えるようになったのです。

パーティーでもこの曲を使うつもりです。

 

 

 

私が尊敬するダンサーの一人に田中英和先生がいます。

先生は、世界大会のファイナリスト(世界3位)の記録を持ちます。

先生がファイナルに入った時は、ファイナルの選手の誰もが個性的で、

そのあと、そのファイナリストたちは、皆チャンピョンになっています。

その中に食い込むことが出来た日本人。とても凄いことです。

彼の記録を抜いた日本人はそれ以降現れていません。

 

田中先生のレッスンを受けるようになって、私のダンスに対する考えは

随分変わりました。

質を重視するからです。

とても救われました。

上達するのには、時間がかかってよいと言ってくれたからです。

 

周りは、どんどん競技で成績を残し、ダンスで生活しているなか、

私は、看護師という仕事をしながら、ダンスを踊っていて、

なにも結果を出せていなかったから。

先生の言葉やレッスンは私を助けてくれています。

 

競技会の出場よりもShowDanceで人を感動させるDancerを目指す。

そう決めて、淡々と1年に1回1曲を踊るようになりました。

そのやり方が正解だったかは解りません。

でも、私はそれで良かったと思っています。

 

予防ケアダンサーになり、Showをすると決めて、私が企画するパーティー

お客様に感動を与えるということを目標にしています。

プロなら感動を与えるのが当たり前。

そういう人もいますが、誰もが本物の感動を与えられるわけではありません。

 

私はダンスを25年踊って来て、たくさんのダンサーのダンスを見てきましたが、

本当に感動したダンスは数少ないものです。

だから、価値がある。

 

私のパーティーは本物を提供したい。

知識も技術もパフォーマンスも食事も。

頑張らなければなりません。

10ダンスチャンピョン、ShowDanceチャンピョンの師匠にも

協力いただく予定です。

 

 

日本といえば・・・を考えていると、和太鼓にも出会いました。

太鼓の音は、以前から、聴くと踊りたくなると感じていて、

リズム、表現、魂・・・いろいろな要素が日本の象徴のように感じています。

私の日本人の遺伝子も刺激され、これで踊りたいと思っていたのです。

 

ご縁があって、和太鼓の先生に出会い、パーティーに出演して欲しいと

口説いているところ。

 

昨日は和太鼓フェスティバルを見に行きました。

和太鼓に触れたくて、いてもたってもいられずにいたところ

イベントを発見したのです。お導き。

 

和太鼓フェスティバルは、「かっこいい」の一言に尽きます。

日本は倭の国と言われています。和、丸、円・・・。

和太鼓のShowを見て、その意味が解ったような気がしました。

丸い太鼓、沢山の丸、一つでもたくさん集まっても素晴らしい。

誰もが主役になれて、誰もがサポート役にもなれる和の集合。

なんだか理想の世界を見た気がしました。

こうやって日本を守って来たんだ、生き抜いてきたんだ、

皆違って皆良いとはこのことだ。

そう感じました。

 

太鼓の先生が、日本は色んな民族の集まり。

多国籍国家なんだとおっしゃっていました。

太鼓のShowのクライマックスでは、赤、黄色、緑、青・・・

いろいろな色の衣装でパフォーマンスが繰り広げられ、

これが太鼓、日本の世界なのだという演出でした。

 

いろんな国、いろんな人種、民族のいろんな良いところを活かすことができる国。

世界を平和に出来る国。

私はそうも感じました。

 

和太鼓フェスティバルには、子供から大人までいろいろな年齢の人が

出演していました。男性も女性もです。

いろいろな地域からパフォーマンスを披露するために集まっていました。

新型コロナウイルス流行で、太鼓を披露することが出来なかったこと、

学校や仕事をしながら、フェスティバルのために時間を作って練習してきたこと。

それぞれ色々な思いがあるのが伝わりました。

 

私は、小さな子供が太鼓のばちを持って、

一点凝視、集中する姿に涙が出ました。

泣くつもりなどなかったのだけれど、演者の魂に触れて感動したのです。

 

太鼓でShowをする。

 

太鼓の音を聴きながら、振り付けが次々と浮かび、

あの太鼓で、こういうイメージで、こういうアームの使い方で、

こういう空間の使い方をする・・・・

いろいろ浮かんでいます。

 

絶対にかっこいいダンスを太鼓で踊る。

そう決めました。

 

皆に感動を与えられたらいいな。

頑張ります。