私は、ダンス歴が24年になりました。
全然上手くないときから世界チャンピョンやファイナリストにレッスンを受けています。
私は、20歳まで、ダンスなんて踊ったことがなかったし、クラシックバレエをしたこともありませんでした。
唯一、ピアノを10年習っていたので、感受性や音感は褒められることが多かったです。
近頃やっと自分の身体の使い方が解って来て、
曲に合わせて自分の身体が使えるようになっています。
ダンスが解っていないころ、身体の使い方をコントロールできない時期にチャンピョンに言われることは、
やはり、ベーシックの大切さ。基本動作の大切さです。
トッププロもウォークが全てといって、ショーのリハーサルにはウォークしかしないダンサーもいます。
ウオークとベーシックの練習。
これが、質の高いダンスを踊るためには必要です。
技術を磨くためには、基本動作の反復練習がとても大切。
解っているけれど、
下手な時は、それをどうやったらできるか解らないのです。
考えても、先生の言っていることの意味や、自分の動きの間違いがなかなか理解できない。
それでも続けるというだけで、必ず上達はします。
先生の細かな指摘を嫌だとか鬱陶しいとか思うこともありました。
でも、先生は大切だから指摘するのです。
そこをクリアしなければ、美しいダンスが踊れないということを知っているのです。
私もその価値にようやく気付くようになりました。
やっとです。
一歩足を出す。。。
簡単ではない。
身体の中でたくさんのパーツが変化している。
細部にこだわることが出来る者が美しいダンス、感動させるダンスを踊ることができる。
細部に神宿るとはこのことです。
意味のある一歩が出せるダンサーでいたいです。