私には、ずっと大好きなダンサーがいます。
一度だけ、20歳の頃に会いました。
世界ファイナリストのラテンダンサーのセルゲイ・サルコフです。
彼は、私と同級生です。
彼の踊りは、心の奥底を目覚めさせ、一曲一曲、必ず感動します。
全ての動きを細部にまでこだわり、自分の魅力も最大限に活かしている。
カッコいいダンスを踊ります。
彼が、私に言ってくれた言葉をとても大切にしています。
「自分より上手く踊れるダンサーはたくさんいるが、自分には勝てないものがある。
それは、情熱だ。」という言葉です。
私は、彼をとても尊敬しています。
情熱が人の心を動かす、感動を与えるということは本当です。
だから、私も自分がダンスを踊るとき、レッスンをするとき、看護師として患者さんと関わるとき、
学生や部下を指導するときに情熱を大切にしています。
自分が行っていることにプライドを持つということに似ているかもしれません。
自分が行っていることに価値を持たせるのも情熱だと思っています。
言葉だけではなく行動が大事だということです。
私には、夢があります。
ダンスがたくさんの人の生活に根付くということです。
社交ダンスは、ホテルのパーティーで踊りを披露することが多いです。
大きな会場で、キラキラした照明のなか、大音量で、たくさんのお客様たちに見られる場所です。
敷居が高すぎます。
私が望む本当のダンスは、知らない人とでもパッとその場で踊れて、
習ってもいないステップも踏めること。
その時の感情を表現すること、歌を歌うようにダンスを踊るという文化が日本にもあったらと思います。
私は予防で起業すると決めました。
健康のためには、食事、運動、睡眠、芸術、学びが大切だと思っています。
だから、栄養指導や運動指導だけでなく、ダンスの魅力も発信したい。
ダンス自体が学問でもあります。
人の身体を理解するためのツールでもあります。
一度にたくさんのことを学ぶことができ、健康にもなれる。
ダンスは心と身体の健康にとても有効なのです。
たくさんの人に広まりますように。
頑張ります。