dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

コントロールするということ

ダンスは音を感じて表現するということが必要になります。

身体には、時計細胞が存在していて、

時間を感じる、リズムを刻むということをしています。

 

細胞の分裂にもリズムがあるということが分かっていて、

身体は意識しなくても

時間を感じるということをしているのです。

 

音を感じることが出来ないという人がいます。

音の処理がストレスになるというひともいます。

 

私は、健康と音の関係を看護で感じることが多くなりました。

音に身体が反応する人がいるからです。

 

お薬よりも音楽が心に作用するというのを見ています。

 

ダンスを踊っているひとは、元気な人が多い。

心地よい音楽を聴くことは身体の調子を整える。

音楽はお薬のようなものだと感じています。

 

ダンサーは音を操ることができる。

身体に音を当てはめる、感情を投影することができる。

音を表現するためには、身体操作を学ぶ必要があります。

全身のパーツを分解して、連動させ、どこのどの部分をどう見せるかということを

音を聴いてコントロールする必要があるのです。

 

誰一人として同じ踊りをするということはありません。

感じるということ

身体を操作するということ

それぞれ感じ方が違うからです。

 

競技やデモで、同じ曲で踊っても

全然違うものに見えるというのはこういうこと。

 

曲と身体をマッチさせることが出来るダンサーは人を感動させることができます。

 

音楽の理解

身体の理解

感情の理解

 

ダンスの歴史の理解

人類の進化の理解

哲学の理解

人生観、世界観、死生観、価値観・・・

 

たくさんの要素を統合して一曲の作品が生まれます。

 

ダンスはステップではありません。

ダンスに価値を持たせることが出来るかも踊り手の知識と技術、人生の向き合い方が影響する。

 

感動を与えるダンス。

まだまだ遠い。