dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

意味を持たせる

社交ダンスは相手と一緒に踊ります。

1人で踊っているというわけではないということです。

 

二人で物語を生み出すのに、相手のいないダンスには価値がないと思います。

二人で作るから感動が何倍にも膨れ上がる。

表現の幅も膨らみます。

 

私の大好きなダンサーのダンスは、感動させてくれます。

ダンスはその人そのもので、人生なのです。

 

だから、一緒に踊る相手に敬意を払うということがとても大切になります。

 

自分のステップだけでなく、

相手の動き、相手の足の運び、相手のラインをどうしたら美しく魅せることができるか。

ということをお互いが考える、知っておく、学ぶ必要があります。

 

社交ダンスはリードとフォローで成り立っています。

リードをする側もフォローする側も

知識と技術が必要になります。

 

ダンスをリードするとはどういうことでしょうか。

自分のステップを相手のことを考えて踏むということです。

相手をどのように誘導するか。

相手にどのように通り道を作るか。

相手の美しいラインをどのように生み出すか。

 

フットワーク、フレームの変化、ボディの変化・・・・

たくさんの情報が一歩に含まれています。

含まれていなければ、

お相手が美しく踊るということはありません。

 

素晴らしい技術は、

基本動作を繰り返すことで得ること、理解することができます。

 

基本動作を行うためには、

人間の身体の構造、仕組みを理解し、

運動の法則やステップの仕組みを解読することが必要です。

 

簡単に一歩が出ているわけではないのです。

 

トッププロは、一歩にたくさんの情報を込めることが出来ます。

だから、レッスンを受けたら

嫌になるくらい神経質な人だと感じてしまい、

嫌いになったダンサーもいます。

 

でも、それが、トッププロとその辺のダンサーの違いです。

違いが解る、違いを生むということが

技術の差なのです。

 

理解してなければ、意味など持たせることなどできない。

感動を与えるダンスなど踊れるわけがない。

 

今日も練習、頑張ります。