dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

身体のかたち

私は、ダンサーです。

職場の人に、ダンス向けの身体だと言われたことがあります。

 

私は、身体が硬くて、関節の可動域も狭いのです。

だから、ダンスに向いているなんて思っていませんでした。

 

クラシックバレエのダンサーは、股関節の可動域がとても大きく、

骨格が美しく、とうてい敵わない資質を持っています。

いつも羨ましかった。

 

そのバレエダンサーが私に言ったのは、

自分の可動域に合わせた踊りがある、自分に合った身体の使い方をすればいい。

という言葉でした。

 

これは、劣等感のあった私にとても力を与えました。

世界ラテンチャンピョンのカルメンという女性ダンサーも身体が硬いと言っていました。

 

人との違いを知り、それを強調することが大切なのかもしれないと思いました。

だから、それ以来、自分らしさとは何かということをいつも考えて、

自分らしく踊るということを大切にしてきました。

 

身体のかたちは形でしかなく、

ダンスは表現なので、かたちも大切だけど、

そのかたちが自分らしさなので、

自分がどうやったら美しく見えるか、自分で試して確立していくしかないのです。

 

人の真似から始まったダンスも、

今では、自分らしく、自分にしか出来ない踊りへと変化出来るようになりました。

 

私らしく踊る。

これが、一番自分を輝かせる要素なのだと思います。