dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

ホワイト·クロウ

伝説のダンサーの映画を見ました。

バレエダンサーの話です。

 

レッスンでの先生の言葉に

どのダンスも行き着くところは同じだと

共感しました。

 

先生が踊る意義をダンサーに問うのです。

ダンサーは観客を違う世界に連れていくこと

逃避が踊る意義だと答えます。

先生は更にその理由を問います。

 

我々はテクニックばかりにとらわれ過ぎる。

時間を割きすぎる。

完璧なジャンプ

腕の挙げ方が完璧だとどうだというのだ。

技術は手段に過ぎず

終着点ではない。

どんな物語を語りたいのか。

何を語りたいのかと····

 

その先生は

ダンサーが黙々と練習するのをじっと見て

何も言いませんでした。

ダンサーは

なぜ何もアドバイスしないのだと

尋ねます。

良いのか悪いのか教えて欲しいと。

 

先生は

君は頭が良い。

自分で考えなさい。

と言って立ち去りました。

 

私も踊る目的を見失った時期があって

その時期に教わったダンサーに

「続けろ」と言われました。

多分、続けることで見えること

気づくことが解っていたのだと思います。

 

美しく歳を重ねるため

自分のダンスを楽しみにしているひとがいるから

健康のため

スタイルを維持するため

技術を磨くため

 

色々あるけど

 

それは

感動を与えるために尽きると思っています。

心を動かすために

技術を磨き

肉体を磨き

精神を磨く

 

人生を

経験を

自分の命を

表現する

 

物語を語るとは

そういうことなのだと思います。

 

とても共感しました。

 

生きることが踊ること

踊ることが生きること

 

踊る意義····

深いです。