2023年のブラックプールダンスフェスティバルの動画を見ています。
ファイナルに残る選手は自分らしさを持っている。
他のダンサーとの違いを見せつける感じの踊り。
自分らしさを追求するダンス。
ダンスは、勉強も練習も大事で、正確さも求められます。
だけど、最も大切なのは、正確さのなかでいかに自分らしさを出していくか。
同じフロア、同じ音楽が同じ条件で提供された中で、どんな変化を生み出せるかということがとても大切なのだと感じました。
アマチュアの決勝に日本人が出場していました。
リーダーの身体の使い方が独特で、日本人らしくないように見えました。
日本人らしいというのは、殻から抜け出せないということ。
日本人は人と同じであることに安心を得ることが多いように見えるからです。
私は海外の選手に、そのことを教わりました。
自分らしさ、自分らしく表現することが大切だということです。
もちろん、教科書に書いてあることが重要だということも。
日本人の活躍はとても喜ばしいものです。
日本人にもこんな踊りができるダンサーが現れた。
なんだか、これからのダンス界が楽しみになってきました。
もう一つ、鳥肌が立ったダンサーがいます。
空間の使い方、身体の使い方、表現力、男女のドラマが詰まった踊りをするダンサーを発見したのです。
私の好みのダンスを踊っているひとは、なかなか見つかりません。
私は、セルゲイ・サルコフのダンスが最も好き。
あんなダンサー二度と現れないと思っています。
それが、いた。
とても感動しました。
調べたら、セルゲイの弟子でした。
やっぱりという感じ。
大好きなダンサーに習って、いつも触れられる環境を羨ましく思いました。
私も私の出来ることをして、なりたいダンサーを目指そう。
感動を与えられるダンサーになろう。
夢は大きくです。