私がダンスを始めたのは
20歳。
あの頃の世界ファイナリストは
皆個性的で美しく、かっこ良く、キラキラ輝いてて、どのダンサーのshowを見ても感動していました。
今もダンスの技術は上がっていて
身体能力を最大限に活かしたパフォーマンスが行われています。
私の好みは男女の役割がはっきりしていて
メッセージ性の高い踊り。
フロアに立っただけで引き付けられ
ドラマを感じ、圧倒され
情熱に溢れたダンス、
感動のあるダンスです。
近頃、見ていて飽きないダンサーに触れる機会が減ってしまいました。
師匠は別ですけど。
セルゲイだけ。何度でもみられるダンスを見せてくれるのは。
来年のデモのイメトレに
YouTubeでWSSDFの動画を見ていました。
構想を練るのにトッププロのダンスを見るのは必須。YouTubeは自分が見る動画に関連する動画が表示されるのですが。
見つけた。いたのです!
こんなダンサー、カッコいい、なりたいと
思えるダンサーが。
Valeria Agikyanです。
各々が自立していて
表現力が高く
二人が融合することで想像効果を発揮する
素晴らしいダンサー。
初めて彼らのダンスを見ました。
なんだこれは?!と。
私がダンスを始めた頃の感動に似た感情を発動させ、動きを分析すればするほど
計算されたものだということが解ります。
凹凸、鍵穴と鍵のように
二人のダンスがはまっていて
身体の使い方の美しさ
表現力の高さに驚きました。
フットワークの美しさ
立体的なボディの使い方
絶妙な音の表現
無駄のない動き
エネルギーに逆らわない身体のパーツ
挙げたらきりがないほどに釘付けになりました。
こんなダンスがしたいと思ったのは久しぶり。
頑張ります。