私は、約1年かけてデモの準備をします。やりたいことは沢山あるのに、ゆっくり少しずつしか進みません。それが私のペースなので仕方ないのですが・・。
ボールルームダンスは10ダンスあるので飽きないし、沢山のことが表現出来ます。来年の夏に向けて自分の肉体を磨かねばと思いますし、身体に取り込む食べ物、文化、言葉の選択・・。自分の内側を解放するためにもやることは沢山あります。楽しいことだらけなのです。
来年は、Sambaを踊ろうと思っています。コーチの得意な種目でもあるので、技術を沢山吸収出来るとワクワクしています。明るい曲調のものにするか民族風にするかで悩んでいますが、勢いがあってクールな打楽器の音が強調された曲にしようと思っています。
日本でも太鼓の文化があり、天神にも和太鼓教室が出来ています。太鼓の音には魂を呼び起こすような不思議なパワーがあるように思います。身体は音にとても影響を受けると思います。
寝たきりの患者さんが徐々に反応が乏しくなり、ついこの間まで笑ったりお喋りしてたのにと思うことがあり、試しに音楽をずっとかけていたのです。お昼間はアクティブな曲、夕方はリラクゼーションというように。1週間ほどで呼名反応がみられるようになり、1ヶ月経つ頃には笑顔や意思表示をするようになったのです。この事は私の看護観に影響を与えましたし、曲に合わせて身体を動かすダンスは心身ともに健康でいるために意味と効果があると確信しています。
ダンスやってて良かった。
身体を自由自在にコントロールする練習とそれに耐えうる筋力を付け、表現者としてフロアに立てるよう感性を磨き続けたいと思います。