dancemode’s blog

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解剖学の重要性

何かの記事に、人間の骨格と筋肉で生まれる滑らかな動きは、今の最先端の科学を持ってしても再現することは出来ないと書かれていました。

 

だよね~。と思います。私はたまに筋・骨格系キネオロジーの分厚い本を眺めます。そこにはこの筋肉の可動域はどのくらいで、この関節はどういう仕組みでどういう方向に動くなどが詳しく書かれています。何度見ても人間の身体の神秘と寸分の狂いもなく設計された仕組みに感動するのです。

 

加えて、ダンスの物理的な要素と運動学、楽典をプラスすると、やっぱりダンスはスポーツというより学門と思わずにはいられません。そこに人間の感情が乗って芸術になります。ダンスの教本にも沢山のヒントが散りばめられています。お宝です。

 

ダンスの質を高めるためには色んな切り口で解釈する必要があります。ボールルームダンスは一人でなく二人で作り上げるもの。これも他のダンスでは味わえない特徴です。二人で踊るということは一人で踊るときと違って、お互いの立つ場所、スペース、接点、バランスなど考えることは山ほどあります。

 

飽きないはずです。

 

ダンスの知識と解剖学の融合でナチュラルで美しく踊りたいものです。