dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

動きの質 本物と偽物の違い

私は、ダンスの上達のために、本物に触れるということを意識してきました。

本物と偽物の区別がつくようになったのは、ダンスを始めて10年が経ったころでした。

九州から出たことがなかったから気づくのが遅くなってしまったと思っています。

 

幸い、世界ファイナリストのレッスンを受ける機会があり、

技術の差、指導力の差に愕然とし、頻度は落ちても質の高いものに触れるということに

価値を持たせるようになりました。

 

だから、本物のダンサーにしか習わない。お金を使わない。

私はダンスを習い始めて24年が経ちました。

やっとです。

本物に習って良かった、ダンスが解って来たと感じたのは。

 

これは、ダンスだけでなく、看護にも当てはめるようにしています。

看護も質が大切だからです。

 

食事のセッティング一つにしても

患者さんの座るという動作を適正化できるか。

正しい骨の位置、ポジション、筋力評価・・・

お盆や食器の位置、口への運び方などたくさんのことを観察して

一人ひとり違う患者さんに合わせた看護が提供できなければなりません。

 

「神、細部に宿る」という言葉があります。

この言葉を私はとても大切にしています。

質の高いものは、細分化したものを積み上げています。

どこを切り取っても完璧なのです。

 

重心が少しずれたのに気づけるか、

身体の一部分が変化したら全身に影響するということが解っているか。

質が高いということが見抜けるというのも

それに触れているか、触れたことがあるか、知っているか、知らないかで変わることです。

 

知らない人は気づかない。

解らない。

触れたことがない人には解りようがないのです。

 

でも、本物は、人とは違う、なにか解らないけど、

この人、違うと解るものです。

 

どこが違うかと聞かれても解らないけど、

なんかすごい。

これを感じさせるのが本物。

私も本物になりたい。

 

頑張ります。