師匠に、「君のダンスは、ダンス本来の姿だ!」と言われたことがあります。本能で動いてる、感情優位ということでしょうか?
確かに、私がダンスを続ける理由は感情の排泄が出来るから。スタイル維持だったり、身体の仕組みを勉強出来るからなど他にも理由は沢山ありますが、感情の排泄が出来るから続くのかなと思います。悲しいときには思いきり短調でダークな音色の曲をチョイスしますし、イライラしているときは、シャウトしているようなボーカルのものやオーケストラの盛り上がるもの、リズムの強弱がはっきりしたものを選んでいる気がします。曲の持つエネルギーを身体に取りこみ、自分の表現方法で吐き出す。だから、いつも心身ともに健康でいられるのだと思います。自分の気分を音楽でコントロールすることも可能です。対極の波長を取り込めば中和されるのです。
ダンスは本能。感じたまま表現する。
私のダンスが「ダンス本来の姿」だと言われてとても嬉しかったです。目指していた姿が形になったのです。20年躍り続けて、やっとです。
継続は力なりとは本当です。
まだまだ理想の姿を追求し、質の高い作品が創れるように努力します。