現役の時のように毎日ガンガン踊り込む練習をする必要はなくなった今も身体と向き合い、動きをコントロールするトレーニングは習慣にしています。身体を自由自在に操れる必要があるのです。
ダンスをしていると身体の一部の動きを繰り返し修正されたり、全身が連動するように調整されたりします。細かな動きを積み重ねてダイナミックなパフォーマンスを生み出すというのが目標。そして、身体をコントロール出来るようになると表現が自然に行えるようになるのです。
私は負荷をかけるトレーニングはそこまで必要ないと思っています。自分の重さで魅せる身体を作れるという自信があるからです。自分の体重を支えられる筋力があれば十分なのです。ただ、可動域を維持、広げる努力はしなければ良いパフォーマンスは出来ません。更に、持久力や集中力を高めるための栄養管理も必須です。
デモ前になると、デモの曲ばかり繰り返し聴いて、自分の曲と振り付けを何度もイメージし、自分の動きの質をどうすれば上げられるか考えます。一曲に集中するのです。もはや執念のような感じ。一年間この3分のためにできる限りの事をしてきたか、やり残しはないか自分に問うのです。
まだまだやるべきことは沢山あります。
トレーニングしなくては・・。
自分との戦いなのです。
