dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

意識

ダンサーは、いつも自分の身体の一部分をコントロールして動かすことが出来ます。ダンスを始めたとき、アイソレーションはトレーニングのひとつでした。どこに力を入れたら動くとか、どこは動かしてはいけないなど、身体の動きが連動するために、要はナチュラルにするために大切な練習なのです。

 

スクワットの正しい方法を指導しているときのこと。足を開くよう指示すると爪先だけ開く人がいました。

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肩幅に足を開くことが既に難しいようなのです。足を開くには両足の間に背骨がきます。背すじを伸ばすためにインナーマッスルが必要ですし、内腿、太腿を使い、踏ん張るという動作を意識する必要があります。太って関節の可動域が制限されているとも思いました。まるで、脂肪が関節と筋肉に巻き付いて機能していないようです。更に、お腹と背中を引っ付けて!と言っても、どこにも力が入らない、どこの筋肉も緊張しないのです。これは大物。ヤバイです!!!緊急事態。

 

回数こなせばいいわけではありません。正しく行わなければ効果はないし意味がない。とりあえず、5回正しくしてもらうことが目標なのです。マンツーマンで指導し、筋肉の緊張を確認し、使われている筋肉を意識するところからなのです。

 

普段の生活から一つ一つ動作を分析し自分の身体と向き合うのが大好きな私には衝撃的でした。

 

自分の身体を自分で動かせるように、身体の隅々まで意識、神経を張り巡らせておきたいものです。身体を隅々まで磨きあげ、大事に使うべきではないでしょうか?

 

肉体は意思の現れだと思うのです。