dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

股関節の重要性

股関節は両足の付け根にある球関節です。骨盤の底にある土台、上半身と下半身を繋ぐ運動のメインとなる部分です。股関節が硬いなどと表現するひとが多いですが、硬いとはどう言うことでしょう?股関節の可動域は前後左右と角度がある程度関節の構造から定まっています。私は硬いという表現より機能していないと表現するのが正しいと思います。上半身と下半身を動かすときに股関節がどう動いているかお尻と足がどこから動いているか?股関節を使って根元から動かせているか、調和がとれているかが大切だと思うのです。最初は機能していなくても使うほどにほぐれて全身と連動を始めるのです。

 

私は猫の無駄のないしなやかな動きが大好きです。手足との調和のとれたウォーク、簡単には壊れないバランス、衝撃を吸収するしなやかな背骨、脊椎の可動域の広さ・・などなど挙げればきりがありません。もともとは人間も二足歩行になる前は四足歩行を行っていたようですが、そのときから身体を動かすときに股関節はとても重要な部分だったと推測出来ます。股関節からお尻の筋肉は強く機能的で、かつ滑らかな美しい動きを生み出すのです。骨盤を傾けるとき、全身のバランスをとるとき、重心を移動させるとき、上半身を安定させるとき、足を振るときなどなどこの関節を使わなければ、他の関節に負担をかけることになるのです。膝や腰を痛めている方は股関節がほとんど機能していないと感じます。正しい身体の使い方なんてなかなか学ぶ機会がありませんが、健康に生きるためにはお金を払ってでも学ぶべきです。すぐには身体に染み込まないけれど、こつこつ自分の身体を正しく動かす習慣をつけると驚くほど変化します。

 

股関節の意識、是非取り入れてみてください。