dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

回旋運動の魅力

背骨は左右に、前後に曲げることが出来ます。運動をするときにこの動きがクローズアップされますが、回旋運動についてはどうでしょう?首だけを左右に動かす。胸椎を回旋させ上半身を動かす。腰をひねる動作。

身体を動かすときに回旋運動に必要なインナーマッスル、脊柱起立筋、多裂筋などと言われる筋肉を総動員する。これはあらゆるパフォーマンスに効果的です。

背骨を伸ばすとき、意識するのはどこでしょうか?ほとんどの人が胸を張ります。脊柱起立筋はS字カーブをえがく脊椎の深部にあります。首からお尻まで繋がっているのです。姿勢を正すときは胸よりも首の後ろを伸ばす意識の方が上手くいくと思います。よく頭を操り人形のように吊られてる感じと表現されますよね。正しく積み重なった背骨がなければインナーマッスルは働きません。これが基本姿勢です。

回旋運動の魅力についてお伝えしたいのですが、この正しく積み重なった背骨を一つずつ動かすトレーニングが一番インナーマッスルを鍛えるのに効果的だと考えます。

私はウォークが一番トレーニングになると思っています。ただ歩けばよいのではありません。回旋運動を使い、上半身を安定させて腰椎をローテーションする運動です。足は胸から下と高いところをイメージし、腕を振るたびに肩甲骨が背骨(中心)に寄り、ヒップは前後に(腰椎の回旋)動き足を振る。いったい何種類の筋肉が働いているでしょうか?全身の骨が200種類くらいに対し、筋肉はその3倍の600ほど存在します。二足歩行となった人間の関節と筋肉は驚くほど調和し、美しくしなやかに身体を動かしてくれます。一つ一つ意識して動かせるようになりたい。

本当に人間の身体は凄いのです。