dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

ダンスは必要な世界

今日はTATEISHI Dance Companyの9th Precious Partyでした。

 

コロナが流行したので、いつもなら夏に開催されるはずのパーティー。延期になり本日開催されました。元々、今年のパーティーは、自分の生徒さんとの時間をもっと大切にしたいという師匠の思いから普段色んなスタジオからゲストが来るのですが、師匠の生徒さんだけのパーティーとなりました。生徒の立場から言えば、嬉しい限り。好きでもない先生の踊りはお付き合いでしかないから。

 

先生とその生徒さんのダンスは安心して見ることができます。自分のデモ前に白髪のお祖父様、70歳くらいの男性がSambaを踊っていました。

 

知り合いにガンで余命を宣告された方がいて、抗がん剤の苦しい治療もデモのために、大好きな先生と踊るために、頑張った方を知っています。

 

今日Sambaを踊ったその男性から同じ印象を受け、踊っている姿が感動的で、気づいたら涙が出ていました。フロアで輝く姿に感動したのです。一生懸命踊る生徒さん、生徒さんを楽しませようとする先生。とても輝いていました。

 

ダンスは生きる力にもなる。希望を与えて、ここまでは頑張ろうと生きる意味を与えてくれる。フロアで輝く生徒さんを見て、自分の出番は次だというのに、涙で化粧が崩れました。

 

若い頃には気づかなかったダンスの重み。深さ。

 

ダンスはこんな時だからこそ発信しなければいけない。この世界はなくなってはいけない。なくなるはずはない。なくならない。本当に素晴らしい世界なのです。

 

自分に出来ることは何か。やはり、ダンスの素晴らしさを伝えること、見てる人を満足させることなのです。