dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

役割

人生で出会う人は

その時の自分に必要な人、

自分の合わせ鏡、

何かを教えてくれる人

など色んな人がそんな風に言います。

意味がある、偶然でなく必然だと。

 

私は精神科の看護師です。

患者さんに懐かれることが多いです。

懐くという表現は適切ではないかもしれません。

 

私が患者さんと関わるときに大事にしていることは、誠実であること。嘘をつかないこと。患者さんと人生の最善の選択をお手伝いすることです。

 

今は意志決定支援という言葉が使われるようになりました、患者さんに選択してもらう、自分で決断をしてもらう。普通のことなんだけど、迷ったり悩んだりして決められない人も多いものです。

 

職員の中にはその日が過ぎれば良いとか

責任者に決断を委ねればいいとか

患者を興奮させないように言うなりになるとか、そういう対応の人もいます。

 

私は患者さんと時にはぶつかって、

喧嘩?みたいになったり

話したくないと言われたりすることもあります。

相手の反応は色々です。

 

共に考えることは難しい。

自分の考えを押しつけてもいけないし。

 

話をひたすら聴くというのも

難しい。

ついアドバイスしたくなるから。

しないといけないときもあるけど。

 

とにかく、私は精神科で働くまで、本当に気が短く(今もだけどもっと短かったのです)結論をすぐに出したがり、待てなかった。外科の方が合ってると何度も思いました。

 

今の職場で7年くらいかな。

このお陰で

大好きな人が感情をぶつけてきても

フラットな気持ちで聴くことが出来た。

いつもなら怒ってブロックするところが

待ったり、広い心で受け止められた。

これは凄いことなのです。

自分の成長を自覚出来ました。

彼にとってどんな存在だったか解らないけど

不安なとき、怖いとき、寂しいときに

私に話そうと思ってくれていたら

幸せだっだと思います。

もう聴くことはできないけれど。

それがあの時の私の役割だったと思えるのです。

 

人の気持ちに寄り添ったり

受け入れたり

理解しようと歩み寄ったり

沢山の人の心に触れるお仕事。

もっと勉強して

人に元気を与えられるような人になりたい。

 

自分が元気でいることが大事かな。

 

ダンスでの私の在り方もそこにあります。

私の踊りで皆を元気にしたい。

 

そのために

コツコツ続けます。