人生で出会う人は
その時の自分に必要な人、
自分の合わせ鏡、
何かを教えてくれる人
など色んな人がそんな風に言います。
意味がある、偶然でなく必然だと。
私は精神科の看護師です。
患者さんに懐かれることが多いです。
懐くという表現は適切ではないかもしれません。
私が患者さんと関わるときに大事にしていることは、誠実であること。嘘をつかないこと。患者さんと人生の最善の選択をお手伝いすることです。
今は意志決定支援という言葉が使われるようになりました、患者さんに選択してもらう、自分で決断をしてもらう。普通のことなんだけど、迷ったり悩んだりして決められない人も多いものです。
職員の中にはその日が過ぎれば良いとか
責任者に決断を委ねればいいとか
患者を興奮させないように言うなりになるとか、そういう対応の人もいます。
私は患者さんと時にはぶつかって、
喧嘩?みたいになったり
話したくないと言われたりすることもあります。
相手の反応は色々です。
共に考えることは難しい。
自分の考えを押しつけてもいけないし。
話をひたすら聴くというのも
難しい。
ついアドバイスしたくなるから。
しないといけないときもあるけど。
とにかく、私は精神科で働くまで、本当に気が短く(今もだけどもっと短かったのです)結論をすぐに出したがり、待てなかった。外科の方が合ってると何度も思いました。
今の職場で7年くらいかな。
このお陰で
大好きな人が感情をぶつけてきても
フラットな気持ちで聴くことが出来た。
いつもなら怒ってブロックするところが
待ったり、広い心で受け止められた。
これは凄いことなのです。
自分の成長を自覚出来ました。
彼にとってどんな存在だったか解らないけど
不安なとき、怖いとき、寂しいときに
私に話そうと思ってくれていたら
幸せだっだと思います。
もう聴くことはできないけれど。
それがあの時の私の役割だったと思えるのです。
人の気持ちに寄り添ったり
受け入れたり
理解しようと歩み寄ったり
沢山の人の心に触れるお仕事。
もっと勉強して
人に元気を与えられるような人になりたい。
自分が元気でいることが大事かな。
ダンスでの私の在り方もそこにあります。
私の踊りで皆を元気にしたい。
そのために
コツコツ続けます。