ユナイテッドシネマで
見れます。
感動すると直感で解るものは
必ず見て
感動を仕入れます。
感動の涙を流すのは大好きです。
オデットとオディールの2役を演じるバレエダンサーの日髙世菜さんの存在感はスクリーンからも伝わりました。生で見たかった。
美しい肉体
美しい肩甲骨からアーム、指先までの動き
私は盛り上がった筋肉が嫌いです。
過剰に負荷をかけるのではなく
重力に逆らうスリムで無駄のない筋肉が大好き
白鳥と黒鳥を同じ人が演じているのかと思うほど
全く異なる表現でした。
白鳥は表情も弱々しく繊細で純粋でか弱い女性
一方、黒鳥は強くてシャープ 人間のダークな部分が全面に押し出されていて
ダンスも踊り終わった後のお辞儀や表情まで
2役が変化していて素晴らしかった。
私はバレエはダンスの教師免許更新の講義で一度習っただけなので 詳しく知らないけれど
解らない私が技術や表現力の違いが断トツと思うくらいのダンサーでした。
3幕のスペインの振り付けは
大好きなフラメンコのリズムでカスタネットの拍子とカップルがホールドして踊っていて
ボールルームダンスのパソを連想させました。
とてもかっこ良かった。
悲恋で
王子と白鳥が二人とも死を選びましたが
最後はハッピーエンドと思って良いのでしょう。
キラキラしていました。
黒鳥の衣装が黒い羽に赤い羽根が混ざっていて
拘ってるなって、ウキウキしました。
ショーを見ると
どこを盗もうかという目で見るので
とても勉強になります。
美しいものは心を浄化します。
人に感動を与えられるダンスをするまでに
どれだけの練習をして
どれだけの犠牲を払ったか
人前に立つと
ダンサーの
全てが映し出されます。
私も頑張ろうと思う作品でした。