私は抗重力筋をきちんと機能させることが
日常生活を送る上でもダンスを踊る上でも重要だと考えています。
重力に逆らうために脊椎のS字カーブが存在します。
そのカーブに合わせて筋肉を付けるということが大切になります。
日本人は腹筋より背筋が強い人が多いそうです。
私はそれを知って、腹筋を鍛えた時期がありました。
近頃は道具を使わずとも腹筋を鍛える方法に気づき、
いつも割れているという状態です。
腰痛を訴える人がある程度の年齢を過ぎるとほとんどです。
これは、抗重力筋が機能していない証拠です。
コルセット筋と表現する人も多いです。
腹直筋、腹斜筋などがコルセット筋と呼ばれています。
自分の身体を自分で支えるということはとても大切です。
腰を痛めるということの原因は、背筋が優位になり、重心が後方に移動し、
腹筋が使われないことにあると思います。
お腹と背中を引っ付けるように姿勢を保持する、生活するということが大切です。
お腹がぽっこり出ている人、
腹筋が割れていない人・・・
危ないですね。
腹筋がないというのは、内臓が正しい位置に収納されていないということで、
機能も低下してしまいます。循環にも影響することです。
ダンスでは、このお腹と背中を引っ付けた状態、頭から吊られている感覚で重力に逆らうという筋肉を良く使います。
ダンスって、健康に良い。
ダンスに出会って良かった。
人生120年と言われる時代になりました。
身体を理解し、適正化して、元気に歳を重ねたいものです。
今日も練習頑張ろう。
