dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

痛み

患者さんに若い頃交通事故で首を傷めた方がいます。慢性的な痛みを抱えながら生活していて、寒くなったり雨が降ったりすると痛みが強くなるようです。

 

私は美姿勢コーディネーターでもあります。

他の方に股関節の可動域を促す運動を指導していました。それを見ていた首を傷めた患者さんが私に相談してきたのです。

 

「首の痛みがずっと良くならないけれど、どうしたら良いでしょうか?」と。

 

人は脳を発達させるために進化してきました。

今の骨格や内臓の位置などはそれに必要だから設定されたと思います。背骨のS字カーブは重力のある地球で生活するためには意味のある形。頭は5kgほどあって、それを支えるのには胸筋も腹筋も背筋もいる。これが機能しないと首に負担がかかってしまう。全身で頭を支えるように筋力をつけなければならないと思う。動かさない機能は衰える。固まる、痛みが出るという悪循環を避けなければならない。

 

その患者さんは高齢で歩行器を使っています。歩くことは意識していて、毎日、身体の具合を見ながら病棟の廊下を3往復されているそうです。今、していることを続けるのには意味がある。動かすと調子が良くなるとのこと。自分で実戦されていることを継続することが痛みの軽減に繋がるということで話がまとまりました。続けます、ありがとうございますってお礼を言われました。参りましたといった感じ。'`,、('∀`) '`,、

 

身体の仕組みを語りだしたら止まらない。

 

ダンスから身体の使い方を学びました。

看護でも活かされる。

なんだか、とても嬉しかった。

芸は身を助けるとはこのことでしょうね。

 

もっともっと勉強しよう。

毎日の練習も続けよう。