私は「こく」があるもの、人が大好きです。ぺらっぺらが嫌い。上澄みを掬ったような、いいとこ取りしたようなものは、すぐに飽きてしまうからです。濃厚な方がいいんです。
野菜ジュースやカレーライス、ラーメンのように濃厚と表示された食べものから個性的で誰も身につけてないようなお洋服や靴、香水、他の誰も表現できないような音を出すバイオリニストやピアニスト、情熱が爆発するフラメンコを踊るダンサー・・・。
知識についても広く浅くの人よりもピンポイントで知識が深いその道のプロ、専門家、博士と呼ばれるくらい極めた人が大好きです。
以前、明治神宮のキノコを管理しているキノコ博士がテレビに出ていました。違いが全く解らないキノコの違いを一瞬で見分けて解説を始めるのです。全く意味不明。でも、熱く語るときの姿は光っていて、目をそらすことが出来ません。
岡部 友さんもそうです。全身に詳しいのでしょうが、特にお尻の筋肉に詳しいとこ。お尻の筋肉を鍛える器具を発明した人に、そのためだけにアメリカに会いに行くとこ。自分に縛りを作って、坂道を見つけたら何度も往復するところ。説得力があるし、まだまだ自分は努力が足りないと思わせます。
ダンスのステップにやたら細かい足の角度やフットワークを強要する人。移ってしまったほど影響を受けました。とにかくダンス愛が強い。感情の入り方も尋常じゃない。そういう人のダンスは、毎日であろうと動画であろうと見飽きないのです。
私の大好きな人は、
熱いです。
ピュアです。
インパクト大です。
一度会ったら忘れられないし、癖になるのです。
私もそんな濃厚な人を目指したいです。
