dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

お尻が上がる足の向き

私は子供の頃、ひどい内股で自分の足に引っ掛り躓いて転びそうになることがよくありました。猫背でもあり、骨盤が後傾しお腹も緩みっぱなしで肩甲骨も背骨から離れ肩は内巻。その結果、首の筋肉だけで頭の重みを支える格好で酷い姿でした。いつも身体がキツかったし、肩こりも酷く、寝ていない時以外身体が悲鳴を上げていた状態だったと思います。そのときの私は身体の使い方とか関節の動きや筋肉との関係、呼吸と循環、消化器が効果的に働く姿勢などへの興味などなく、勿体ないことをしていたのです。このように身体を無駄に使っていると心まで荒み前向きな思考さえ難しくしてしまうのです。美しくない・・・。

 

20歳になるまでその習慣がついているということは、修正するにもかなりの時間をかける必要があります。癖がついているから修正しても楽な方へ、元に戻るのです。筋肉を使わない場所へ戻ってしまうのです。ダンスに出会い、人の身体の美しさを追求するようになり、正しいポジションを覚えるまで繰り返し練習しました。最近、やっとここかなという感覚へ。私は今40歳ですが、当時より今の方がスタミナもあるし肩こりなんて起きないし、便秘や食欲不振、生理痛もなく、ポジティブに物事に取り組めます。代謝が良くなって汗もよくかきます。運動量に合わせて食欲もわき、食への興味もわき、味も解るようになっていくのです。何もかもがダンスに出会ったお陰なのです。

 

ラテンダンスは、股関節から足を外旋させ膝を進行方向へ向けて膝下は膝を伸ばすことで外旋します。この外旋がとても大事です。股関節が外旋するには骨盤を適度に前傾し、可動域が広くなるようにしなければなりません。まさに、その股関節の位置がヒップアップのポジションなのです。横になってその傾きを確認することが出来ます。腰の少し下にある仙骨に掌が一枚入るくらいのスペースです。そのくらいの軽度の前傾が股関節を外旋させる傾きにベストな傾きです。すると、お尻の一番高い部分の筋肉が発達を始めます。お尻を持ち上げるのです。お尻を上げるためにはお尻の筋肉だけを意識するのではなく、骨盤の傾きと足の向きも大切なのです。

 

足の向きでお尻が動き出す。

 

さ。お尻を育てましょう。