dancemode’s blog

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ボディを使う

外人ダンスレッスンを受けた時、「Movemennt start is senter」とはっきり言われたことがあります。

 

指導者の言葉のどれを信じて練習するか。選択するのは自分です。自分の身体をコントロールするのは自分です。コーチは、客観的に動きを分析して、どうなっているかどう動くべきか知らせてくれますが、自分の経験に頼ることも多いはずです。自分の身体と向き合っている人ほど、運動の原理や表現方法を人にも解りやすく説明することが出来ると思います。

 

私が今の師匠に出会う前、ある先生に「足よりもボディが強い」と指摘されたことがありました。当時、ラテンの世界ファイナリストにレッスンを受けたことで自分は、センター(丹田)が動きの始点だと解釈して練習をしていたのです。足が弱いと指摘され、そのときはボディより足を意識して練習するようになりました。でも、そのときの先生に惑わされて上達の遠回りをするはめに。

 

足を使うときも付け根の部分を動かすためには、下腹部の筋肉、腸腰筋、腹直筋、腹横筋、多裂筋を使うことがとても大切です。今のコーチは、「ボディが先行」とよく言ってくれます。そうです、ボディが強くて良いのです。センターを始点にして上半身が使われヒップから下半身にエネルギーが波及するのです。センター、ボディが使われれば足が自然に正しい軌道で動くのです。

 

あの時の私の理解は正しかったのに、足だけを意識して練習した時間は無駄になってしまった。もっと早く師匠に出会っていたらと思います。指導者の言葉の受け止め方、信じる言葉を自分で選択することの大切さを改めて感じています。全てを鵜呑みにしない、自分で考える、自分の身体としっかり向き合う。

 

Movemennt start is senter.

この言葉が全てだと思います。