現役の頃は、何度も準備しているからスムーズですが、デモが年に一度となると手間取るし拘りも強くなる気がします。
メイクの道具だって、皆が使ってるChacottのアイラッシュだったり、ターニングローションもタカダンスのものだったり。品質は良いのだけど、自分のダンスにとってどうかを考えるときちんと選んでいなかったような気がします。
今は、自分に合ったもの、本当に良いもの、フィーリングを重視してメイク道具や衣装を選べるようになりました。
私のオススメはMACというお店のアイカラーとアイラッシュ。昨日も店員さんとああでもないこうでもないと言いながら選びました。お店を出たときの顔は舞台メイク。いいんです。
アイカラーは照明に合わせて光を吸収する度合いをきちんと理解しないとただギラギラしたケバイオバチャンになってしまうのです。私は品格を重視しているので、キメの細かいものを選ぶようにしています。パリコレのショーやdiorやchanelのメイク動画を見たりしてメイクの研究もします。ジゼル・ブンチェンというモデルが大好きであんな風に強くカッコイイ、自然を愛する女性を目指したい。色んな気持ちがあります。
今年の衣装はシンプルな黒のワンピース。ゴールドを使うようにしました。ゴールドといっても一色ではありません。光沢も重さも発色も微妙に違います。少し緑が入った物にしました。アイラッシュが一番大事。今は、街を歩いていても付け睫やエクステをしている人がほとんどですので、良いものが薬局で買えたりします。私はMACです。強くシャープな毛で、目尻にかけて長くなっているものが妖艶に見えるのです。毛量、毛の向き、長さを見ても沢山種類があるのです。今回のアイラッシュは♯70のアイラッシュ。一目惚れでした。
何だかすんなり決まることが多いので、安心して踊れる予感。踊るときは、普段コーチに言われてることは吹っ飛んで、ただひたすら表現、感情に集中しちゃうのですが、この表現がダンスの最高の魅力なのです。感じたまま踊る。感情が高ぶっている今、良い作品が生まれる予感がします。
踊れる幸せに感謝です。