dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

足の中

足の中が回る、足の中で回転するなどと指導を受けたことがあります。足の中で全てが完結するということなのです。

 

今日、階段を下りているとき右足の外側に重心がオーバーしてしまい足首をひねって転びそうになりました。だらだらした動きだったこと自覚しています。軸がずれたことも原因です。足の上に立っていないとこうなるのです。

 

ここ数日トレーニング時間が作れず筋力、バランス力、集中力などが低下してしまいました。ですが、普段トレーニングをしていた身体は思い出すのも筋肉がつくのも早いのです。今日からガッツリ鍛え上げデモに挑みます。

 

話がそれてしまいましたが、足の中にいることの重要性を語ろうと思います。スマホ時間が増えてストレートネックになる、肩が凝るというのは頭が足を越えて前方に移動してしまうことで起きています。頭が足からはみ出てるのです。

お腹に脂肪がたっぷり乗っかっている人は、(痩せている人にもいますが・・・)腹筋を使わず骨盤を後傾させていて腰に負担をかけています。骨盤が足からはみ出てるのです。

更に、膝が足からはみ出て体重が膝にかかって痛めている人も多いです。前方だけでなく、内側や外側にもはみ出てるのです。

このように、足の中からはみ出てる部分のインナーが緩みっぱなしであるということは致命的。この状態では自分のコントロール下に運動を行うことは出来ません。身体のパーツがバラバラになっているから連動しないのです。

 

足の中に立つ、背骨を正しい位置に重ねるというのは踊る上でも日常生活動作においても重要です。

 

顎を引いて首の後ろを伸ばし、胸を張り肩甲骨を寄せて肩を落とし、骨盤は少し前傾で腹筋と背筋を引っ付ける感じ。耳と大腿骨と踝が一直線になるように。両足は踵をつけて爪先は45度開く。肛門を閉めて、膝を引っ付け、内腿を意識する。目線は少し上で遠くを見る感じ。このような美しいたち方をベースに一歩一歩歩き、両足で作り出される基底面を維持しながら足を振り、地面を蹴り、ヒップと股関節をきっちり使っていきます。足の中でこのような動きが行われるとナチュラルで美しくパワーのあるウォーク、ダンスが出来るのです。

 

足の中で動くことはとても大切なことなのです。