dancemode’s blog

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前脛骨筋

前脛骨筋は、脛骨の前面から起こります。スネに走っています。脛骨の前外側から下方に走り、足関節の内側を横切って足の内側に入り込み、内側楔状骨と第1中足底に停止します。

 

この筋は足関節や足を背屈させる強力な筋で、背屈力の80%を担っています。体重負荷時には身体が後ろに倒れないように、すばやく足の指で立ち上がるといった準備のために体重を前方に持ってくることが出来ます。

スタンダードのレッスンでこの前脛骨筋を使えと教わったことがありました。股関節が屈曲した状態で膝と足首の延長線上に骨盤を移動させるためには、この前脛骨筋が活躍するのです。

 

ジャンプ出来る場所に立たなければ連動したダンスは出来ないのですが、ふくらはぎと同時に前脛骨筋も働いているでしょう。床に触れている足底、前脛骨、大腿、ヒップがジグザグになっています。衝撃を最小限にしながら移動するために、この前脛骨筋が使われる、脛骨が前に倒れた状態が重要なのです。

 

身体のパーツがどのような角度で機能するかも重要なのです。