dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

体位交換

寝たきりの患者さんに理学療法士

他動運動してれば拘縮は起きないのだろうけど

していない患者さんは屈筋が優位になり

肘が曲がり膝が曲がり

関節が固まっていきます。

 

動かすのは大事なこと。

1日に一度でも屈曲と伸展を行うだけでも

その日の拘縮は防止できるとか。

 

ある患者さんの膝が曲がり固まって

足首が内側を向いたままで

常に足の指がマットレスに圧力を受けて

褥瘡が発生していました。

 

除圧をしなければと

膝下にクッションを入れることで

更に屈筋にストレスがかかり

股関節にまで悪影響が....

 

こういう場合、

膝と膝の間に枕を入れたほうが

膝下がリラックスでき

足の指を浮かすことが出来るのです。

 

一人一人に合った体位、枕の当てかたが大事。

 

こういう身体の筋肉や関節への

アプローチが得意になったのも

ダンスで身体に向き合ってきた、

身体の仕組みを勉強してきたお陰なのです。