dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

顔と首、舌の筋肉

昨日、ホークスの応援に福岡ドームに行きました。試合中、応援で風船を膨らますのですが、その風船を膨らますという単純なことが困難になっている50代の女性を目撃。膨らますという動作は肺活量だけの問題ではないし、年齢のせいにばかりにも出来ないのです。筋肉に年齢は関係ないからです。

 

まず、口元の口輪筋、頬筋の力で風船を加えて「すぼめる」という動きを上手に行う必要があります。折角空気を送り出しても塞き止めなければ風船に空気を入れることは出来ません。

 

肺活量。やみくもにトレーニングを行っても肺活量を上げることは出来ません。正しい呼吸を行う必要があります。息を吸い込んだとき、肩を挙げてしまうのは逆効果。肺を膨らますのは横隔膜の力が必要ですが、空気を肺に入れるということは横隔膜を下げる必要があるのです。息を大きく吸い込むことを胸を上げることと勘違いしている方が多いのです。

 

リラックスして鎖骨を開くようにして肩甲骨を寄せて、お腹を膨らます意識で横隔膜を下げて肺が膨らむのを感じる。この意識だけで一回のエアー入りは変わります。

 

風船を膨らますのがスムーズになるはずです。

 

流行りの「あいうべ体操」もオススメです。

笑うということも十分な筋トレになります。

全身の筋肉を理解することで生活の質は上がるのです。

 

食事の時のムセ、唾液による誤嚥予防にもなりますし、首のシワやほうれい線の予防にも効果があります。意外と顔、首、舌の筋力低下が命にも関わるということを理解している方は少ないように思います。

 

顔回りの筋肉も大事なのです。