子供の頃から猫が大好きでした。可愛くて可愛くて。小学校からの帰り道、一番最初に飼った猫との出会いがありました。雨の日、工事現場の木材で三毛猫が雨宿りしていたのです。助けを求めるように鳴き続けていました。生後一ヶ月くらいの子猫がたった一匹で・・・。子供心に助けなきゃと思ったのです。母は、「一日だけよ。」と言って応じてくれました。
翌日、弱っていた子猫から元気に復活した猫。家の中を全力で走り回るので怖くて泣いたのを覚えています。大人しい猫と思っていたのに、こんなに激しいなんてと、飼うのは難しいと感じましたが、母は、「もうちょっと置いておきなさい。」と言うのでした。もうちょっとが20年になったのです。
三毛猫が賢いというのは本当でした。気も強い、喧嘩も強い、縄張りも広い、病気もしない、ドアは自分で開けて自分で家に帰る猫でした。おトイレも私達が用をたす姿を見て覚えたようで、便座に股がってやってました！ビックリな猫。賢かった。
猫は「たま」って決まってると両親が言うので、名前は「たま」。泣き虫だった私のそばにいつもいて、涙を舐めてくれることもあったし、冬はお布団に入ってきて私の腕枕で寝ていました。なつくのに10年くらいかかった気がしますが、家族で一番私を気に入ってくれていました。
猫って全然飽きない。いるだけで幸せにしてくれます。
初代 たま
２代目 モモ
３代目 クロ
４代目 タビ
皆、大事な家族です。性格も運動神経も好みもそれぞれ。一緒にいると毎日が幸せ。癒し。
大事にします。
