dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

同じ

スタンダードとラテン。

身体の使い方は同じと言っても「きょとん」とする人が多いです。

 

私もダンスを始めた頃は全くの別物だと思っていました。ラテンは派手なアクションで野生的で肌の露出も多く、アクロバティックなパフォーマンス。スタミナもいるし相手とのコンタクトも少ない。自由に動き回れるのはいいんだけど。スタンダードはエレガントで涼しく見えて、どんなに体勢が辛くても笑顔でないといけないイメージ、相手との接点が多いから動きにくい、二人が組んでるから息がピッタリでないといけないなどなど、当時は何も解っていなかったのです。

 

ボールルームダンスカップルダンス。相手がいて成立するのですが、各々が自分のことを行えて始めて組んだ時に物語が生まれるのです。それぞれがそっぽを向いていては何も生まれません。見ていてもストレスなだけです。ガンガン動いて満足しているうちは解らないと思います。ステップ踏むだけなら他のジャンルのダンスをすれば?って思っちゃいます。

 

根本的なところはラテンもスタンダードも同じ。ラテンはお互いが離れたって、ちゃんとコンタクトを、相手を感じていなければならないし、相手の動きにピッタリはまる仕組みで出来ています。ボディの使い方やアームの使い方も一定の法則がある。これはスタンダードも同じなのです。下半身の関節が伸展しているか屈曲しているか。ホールドが常時キープされているかしてないか。それによる二人の位置関係の変化。ちょっとした違いはあるものの身体の使い方の根本的なところは同じ。

 

身体の使い方、リードの受け方は同じなのです。なので、身体の仕組み、動き、可動域、重心の移動、連動、二人の調和・・・。これらのベースがしっかりしていれば、ラテンもスタンダードも同じだということが解るのです。

 

まずは、ちゃんと歩けること。基本動作を理解することが大切なのだと思うのです。カップルダンスの相手がいることで生まれる感動は他のダンスにはないロマンティックなもの。

 

ラテンもスタンダードも共通することが多い。同じということに気づくはずなのです。