私がわざわざ九州から関西にダンスレッスンを受けに行くには意味があります。
今まで誰とも合わなかった波長や好み、相手に対する理解やダンスの本質の追求の仕方、ダンスへの情熱とプライド、価値の持たせ方、考え方や生き方まで・・・・。色んな角度、どこから見ても理想的だからです。尊敬できるからです。一人の人間としても夫婦の在り方もパートナーシップも師匠は凄いのです。しかも当の本人達はそれが自然。何も特別でないといった謙虚さ。同じ人間？って感じです。会うだけで元気になり勉強になるのです。こちらの意識に直接働きかけます。浄化に近い感覚です。
この前レッスンの時、ファンポジションから一歩右足を踏み出した私のアームに対するダメだし。「スポーツにならないで！」と。はい、おっしゃる通り。アームの畳み方、指先の魅せ方がザツでした。無意識の動きがまだまだ形になっていない・・・。打ちのめされます。でも、努力した身体の変化にも鋭く気づき解ってくれるのです。こういう小さく思える指摘こそダンスの質を高める最高のアドバイス。私の求めるコーチの言葉。改めて、ここに来て良かったと幸せに満ちる自分を感じるのでした。やっぱり、師匠は最高！！！
ダンスはスポーツではないのです。
芸術でありたいのです。
