dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

身体に軸があるということの大切さはダンスを始めた頃からずっと言われて来ました。習い始めの自分が正しく理解していたかは別にして、今はその大切さをあらゆる場面で実感することが出来ます。

 

ダンスで軸を作る意味とは、ボディトーンの強さを生む、空間を広く支配できる、インナーを使えるようになる、全身の関節を自由にする、バランスが取れる、無駄のない動きが出来る・・・。ちょっと挙げてみても身体に軸があるということは全てに影響することがわかります。逆に言えば、軸のない身体は何も生み出すことが出来ないということ。

 

ただ真っ直ぐ立てば良いわけではありません。背骨の生理的な弯曲を理解し、脊椎の一つ一つを正しく納め、運動の始まりから次へ連動する軌道を正確に身体と向き合い追求する必要があるのです。そこには魂が宿り、意思がハッキリと伝わります。

 

私の大好きなダンサーの一人であるMonica。彼女に何故繊細な表現が出来るのか、どうやったらそのように踊れるのか尋ねたことがあります。彼女の答えは、「方法などない。そう感じたからだ。」「感じたままを表現しているのだ。」といったものでした。

 

自分の身体を通してメッセージを伝えるには、エネルギーが全身くまなく滞らずに流れる必要があります。やはり、そのためには身体を正しく使う必要があり、身体の軸があるのは当然でなければならないのです。

 

ナチュラルに踊る、感じたまま表現できる、そのためには身体に軸を作ることから始め、身体を正しく使い、動きが自然になるようにコントロールする必要があるのです。

 

軸があってこその表現だと思うのです。