昔のことを思い出しました。
当時、とても尊敬していた人と食事をしたとき
残った食べ物のお皿の上に
手を拭いた紙ナプキンやおしぼり、それが入っていた袋などを入れたのです。
子供の頃、食べ物を粗末にするなと言われて育ちました。好き嫌いもないように育ててくれました。命を頂いて食べ物を口に出来るのです。自分が食べきれないものは注文してはいけない。ましてや、食べ物の上にゴミを置くなんて。私には信じられない行為でした。
とても尊敬していたのに
それを見た途端
尊敬できなくなった。
とてもがっかりしたのです。
今はもうお付き合いしていない人だけど。
当時、まだ若かった私は
見て見ないふりをしていたけれど
そういう些細なことに
人の本質が現れると思うのです。
いつでもどこでも
食べたいものが食べたいだけ
手に入る。
だからって粗末にして言い訳じゃない。
生命だから。
何でこんなこと思い出したんだろう。
たまに思い出すのです。
自分が同じ人間にならないように
自分の記憶を定期的に引っ張り出してるのかも。
食べ物は大事に
感謝していただきたいものです。