愛する人が自分の人生から消えてしまいました。
今までで一番大好きで尊敬できる人だったので、とても悲しく寂しいけれど、マイナス感情はなく良い思い出ばかりです。母の死を乗り越えた時と同じ過程だと思います。
家族でない人との別れをここまで悲しんだことはないかもしれません。
泣いた赤ちゃんは良く眠りますが、そんな感じ。沢山泣いて今までの思い出を振り返ると素敵なことばかり。私の人生を彩りのあるものに変えてくれ、知識や芸術の大切さを教えてくれ、肉体が無限ではないことを認識させられ、生きている喜びも感じさせてくれる人でした。
何より時間の大切さを考える機会になりました。毎日を大切に過ごすように意識したり、自分が発する言葉を意識したり、相手の言葉の意味を考えたり。
私の知り合いに旦那さんとの最後にかけた言葉が「行ってらっしゃい」で、戻らぬ人になった人がいます。ずっと続く、まだ続くと思っていたのに突然終わりが来るのです。
残してくれた幸せを忘れないように
繰り返し繰り返し
思い出す
ずっと心に生き続けて
自分を奮い立たせる
無駄にはしません
普段生きていることが幸せなのだと感じたり考えたりすることは少ないけれど
生きていることを感謝するために
人は人と繋がるのだと思うのです。
消えていなくなることも
強く生きるための経験として
活かさなければ
残してくれた幸せを
大事にします。
出会ったこと
繋がれたことに
感謝しています。