寝たきりの患者さんの
処置が気になって訪室しました。
普段は
職員に任せるのだけど
行かなきゃって思ったのです。
病室に行くと
なんと
ヘッド柵の間から頭が出て抜けなくなって
いたのです。
下手したら窒息や酸欠、外傷など
命に関わる事故が起きていたかもしれない。
本当にびっくりしたときは
声が出ないものです。
患者さんを元に戻したら
普段は発語の少ない患者さん自身も
泣き笑いでした。
危なかった。
本物のヒヤリです。
自分で寝返りも出来ない人だけど
ギャッジアップが高い状態で長時間経過すると
姿勢保持が出来ない筋力の患者さんは
頭の重みで身体が傾いてきます。
必要があってギャッジアップしてたのだろうけど
終わったら戻さないといけないと指導しました。何でもないと思ってることが思わぬ事故に繋がるものです。
部屋に行かなきゃと
何か予感したように
患者さんのとこに行った私
大きな見えない何かに守られてると
思いました。
感謝。