ボールルームダンスのお陰で、いつも｢姿勢が良いね~｡｣と言われています。
でも実は、ダンスを始める20年前は猫背だったのです。目が悪くて本を近づけて読んだり、電気をつけずに宿題したりと子供の頃は肩凝りも激しく、母に肩を揉んでもらっていたほどです。母は｢私の方が揉んでもらいたいくらいなのに、逆じゃない！｣とブリブリ言いながら肩揉みしてくれていました。
猫背、巻き肩、円背など姿勢が悪いことを表現する言葉は良く聞きますし、身体に悪いということも皆が知っていることだと思います。それでも姿勢が良い人は少ないように思います。
ボールルームダンスで、毎日のようにウォークの練習をしますが、何年経っても師匠から合格は貰えません。それくらい美しく歩くことは難しい。正しく歩くには、まず正しく背骨を積み上げる良い姿勢から始めることが大切だと思います。
正しい姿勢･･｡これも教科書で見たり読んだりしただけで出来るようになるわけではありません。自分の身体と毎日向き合い、ここを意識すると動きがナチュラルだなとか、この関節のこの角度がこの動きと繋がってるんだなとか自分で自分の身体の動きをコントロール出来ることが大切です。さらに、自分では出来ていると思っても客観的に見ると間違っていることがあります。いわゆる動きに癖がついてしまってる状態です。それも自分では気がついていないのです。身体は、日々の自分の動きを間違ってても記憶してしまうのです。
やはり、自分のトレーニングとウォークのレッスン、両方が必要です。
｢姿勢が良いね｣って言われると、｢そりゃ、お金と時間がかかってるもん｣と言いたくなります。
継続でしか手に入らない正しい姿勢。
沢山の人に伝えたいです✨✨
