dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

表現のツール

フラメンコダンサーの友人がいます。私がダンスでShowを創る時に、フラメンコのアーム、指の動きを学びたくて知り合いました。彼女もフラメンコに情熱を注ぐ人生を送っており、お話すると共感することが多いです。

 

フラメンコのリズム、歌い手の叫びのような声、ギターの音色、あの独特の表現は血が騒ぎ、いつか本格的に学びたいことの一つです。私は少しかじっただけですが、レッスンを受けた時、手首を回すという動作にとても魅力を感じました。ボールルームダンスでもパソドブレにフラメンコタップというステップがありますし、指先の動きに似ている部分は存在します。手首を屈曲し、内回し、外回しすると前腕が回内、回外という肘から先の動きが生まれ、更に指一本一本が小指から順番に表現を始めるのです。その美しさといったらたまりません。指の動きだけでも物語を感じ感動するのです。友人は、腱鞘炎になるまで練習をしたと笑っていました。同じ表現者として尊敬します。ジャンルが違っても取り入れたい動きは取り入れます。指は繊細な動きで表現に幅を持たせることが出来ます。関節の数が多いですから。美しい指先、手首と肘、上腕との連動。使わないわけがありません。

使えるものは使う。使えないところはないと思うのです。