一歩の大きさが大きい方が良いのか、小さい方が良いのか。結論、大きく出すことが出来るなら大きい方が良いと思います。
ダンスを始めた頃に、もっと歩幅を大きくと指導する先生がいました。そんなに大きな歩幅は必要ないという先生もいました。両方正しいのです。矛盾しているようですが・・。
歩幅はボディトーンがしっかりあり、重心を高い位置にキープ出来ていれば出せるだけ出して良いのです。このトーンをキープした状態で大きく足を振りだすことのいかに難しいことか！一歩出そうものなら頭の高さが低くなりがちなのです。これをクリアするには、やはりインナーを強化する以外ないのです。
更に、足を振りだす動きに加えて軸を移動すること。それも無駄な力を抜きナチュラルに身体の機能をくまなく全て使い、連動させなからです。当然、進んで行く方が高くなるのです。これは、ラテンでもスタンダードでも共通しています。慣れるまでは、内臓が圧迫されるのではないだろうか？と思うほど、身体の絞りを感じます。まだ私は歩幅を大きく出せずにいるのですが、これからこの課題と向き合い、肉体を磨いていこうと思っています。
ウォークのレッスンを受けたとき師匠の解説にカルチャーショックを受けました。本物の技術はやはり違う・・・。人間の身体の仕組みからも、運動学、物理学の視点からもきちんと筋が通っています。
私も本物にいつかなれると信じて踊り続けます。
