私は酷い内股でした。ダンスを始めて45度爪先を開いた状態が良肢位だと知るまで足の角度なんて考えたこともありませんでした。
股関節の外旋角度が小さいのが大腿骨のはまる深さと関係しているのも知らなくて、努力が足りなくて開かないのだと思った時期もありました。
骨格を変えることは出来ないけれど、可動域を維持したり、筋肉をつける部位をコントロールする方法が解ると、自分の身体を自分でコントロールする楽しさが増えます。
近頃気づいたのですが、ヒールを履いて歩いていると右の足関節が不安定で足首がひねられ、小指側に足の甲が向き、バランスを崩していることがあるのです。左足はそんなことにならないのに。自分で自分の足の出方を観察したところ、左足は膝下が出るときに大腿が外旋していて足裏の着地が安定していたのです。それに対して右側は股関節が緊張して大腿の外旋がなく若干内股。内転筋が機能していないのです。足を出すときに内腿が正面を向く意識があるとすんなりいきます。
ヒールがぐらつく原因が解って、ちょっとスッキリ。これはヒップアクションにもボディアクションにも連動するので嬉しい。やはりどの部分も疎かにしてはいけないのです。
左右差がなくなるように頑張ります。
