dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

移動

日常生活でもダンスでも移動するという動きは避けることが出来ません。効率よくナチュラルに移動するにはどうすれば良いか。美しく移動するのは、生活でもダンスする上でも大切なことです。レッスンで、何も考えずに簡単に足を出さないで!と言うことがあります。フットワークは何のために教科書に記されているか、CBMを正しく理解しているか、全身が連動しているのを感じているか、自分の動きをコントロール出来ているか・・。見れば解るのです。

 

キーポイントになるのは股関節。

行きたい側の脚の膝を行きたい方へ向けて股関節を外に回します。股関節を外旋させると膝と足先が行きたい方に向きます。その時、体重を行きたい側の股関節にのせるようにする。身体の中心軸は行きたい方へ倒さないようにしなければなりません。軸が傾いて変に捻れている方がいます。体幹は平行移動なのです。中心軸を行きたい方の股関節軸に寄せるという動きをサラリとやっている。本物のダンサーの歩く姿は美しいのです。ストレスがない移動。習得したい!

 

外旋立ちの方が内旋立ちに比べて腰が回りやすいです。円運動であるスタンダードではよく使われます。股関節は少し外旋しているのがニュートラルの形。最大外旋角度60度、最大内旋角度は30度。10~15度外を向いた角度がニュートラルな股関節の位置なのです。この仕組みを理解して移動しなければナチュラルなんてあり得ません。

 

股関節の機能を理解して身体を使うことは美しいダンスのため必須なのです。