dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

リラックス

外人レッスンで、リラックスしてとしか言われなかったと話す先生がいました。

リラックスは、緊張の対義語。身体や心が張り詰めた状態にないことを意味します。再び緩める、緩んだ状態へ戻すというラテン語が語源です。

 

ダンスにはトーンが必要です。トーンが必要なところは一部分。私は身体の中心、インナー、軸に必要だと思います。他はリラックスしていて、必要なときにだけ緊張が生まれるのです。床をプッシュする足、リズムを表現するとき、一瞬ポーズをキメル時など。ほんの少しだけです。

 

身体に力が入っているというのは無駄な動き。疲れるだけです。身体が動いていないのに汗だくになる感じ。生汗?

 

まずは、正しいポジションに立つこと、背骨を正しく積み上げること。これがなければリラックスも出来ません。

 

昨日、バスに乗っていた隣の席の女子。携帯を操作して座っているのですが、骨盤が座椅子と平行になるくらい、ほぼ寝てる状態の座りかたでした。彼女が歩き始めた姿を観察しました。インナーを使っていないので、巻き肩、猫背、肺がつぶれ、腹筋がなくお腹が出てるのです。若いのに美しさが感じられない。このような立ち方では筋肉が使われずキツい。身体の作りを学ぶべきです。今にも身体を壊しそうだと思いました。

 

ダンスも同じです。正しい姿勢がなければウォークも体重移動も出来ないのです。リラックスして動くということも解るはずないのです。

 

だらだらとすることがリラックスではありません。正しいところにトーンを保ち、緊張をとく部分を作ることなのです。

 

リラックスするにも知識が必要なのです。