精神科医の樺沢先生がYouTubeで精神科のお薬について解説してくれています。
精神科の薬は麻薬かというタイトル。
精神科の薬は麻薬で
麻薬を飲むと脳機能に悪影響だ
悪化していく
こんなこと言う人がまだいるんです。
麻薬的な構造式を持つものがごく一部あることはあるそうですが。
メジャートランキライザーは常習性や依存性はなく、患者さんは飲みたくなくて吐き出したり、気持ち悪くなります。飲んでもらうのに苦労するくらいです。麻薬は気持ち良くてもっと飲みたくなるはず。精神薬と麻薬は違うでしょ?
マイナートランキライザーは内科など精神科以外で90%が処方されていて抗不安薬とか睡眠薬とか安定剤。こっちは依存性があるから必要な時だけ利用するべきもの。どうしても飲まないといけない訳じゃない。依存性があるから注意して使わないといけない。長期間処方しない、期間限定で使用する。
なので、精神科の薬は麻薬というのは間違っている。
全ての薬は身体に悪いに決まってる。
合成して作られた化学物質だから。
飲まないで済むなら飲まなくていいし
生活習慣改善で飲まないで治していい。
興奮、逸脱が強いとき、酷い時だけやむを得ず
使用して少ない薬で治療するのが今の主流です。
薬に頼らず生活療法をメインにしていいんです。
数十年前とは違うのです。
樺沢先生みたいに正しい知識を発信してくれる人がいて救われます。私もこんな風に上手に説明できたら良いな。