dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

決断

親がガンで

家で死にたいと言っている。

私の職場の部下が

仕事を休んで親を看取るか決めきれないと言いました。

 

私の病棟では

自宅での看取りの症例発表をしたばかりです。

病院と自宅での死の迎えかたの違い

患者と家族の心理変化

患者の身体の変化

色々なことを学んでいるはずです。

 

私も母を自宅で看取った経験を聞かせ

社会資源や疼痛コントロールなど

提供できる情報やアドバイスをしました。

 

職員の親は

家が良いと意思表示され

仕事も休んで良いと職場は許可を出し

あとは自宅に親を受け入れることを決めるだけ。

 

その恵まれた環境と残りの時間に気づいていないのか。

 

看取りたくても看取れない人もいるのに

決めれないとはどういうことなのでしょう。

 

親の最後です。

 

お家でそばにいるだけ。

 

そんなに大変でしょうか?

一生懸命育ててくれたのに

最後の願いが叶えられる状態なのに

決められないって何でしょうか。

 

私達は看護師、素人じゃない。

娘として看取ることも

自分のメンタルケアも大事です。

でも

一番大事なのは

死に逝く本人の意思じゃないでしょうか?

 

私は伝えられることは伝えました。

ちょっと厳しい口調になりました。

 

でも

意思決定支援のこと

学んだから出来る行動ってあるはずです。

 

後悔のないように

苦痛が最小限であるように

本人の希望が叶えられることを願うばかりです。

 

私は

迷うことはない。

振り返ったとき

後悔がないように

何事も決める覚悟をしている。

 

強くなったな。