脳の地図を書き換える 神経科学の冒険というデヴィッド・イーグルマンの本をペア読書しました。
一部分だけでしたが、とても面白い本なので、後日じっくり一人で読み込みたいと思います。
その読書では、感覚代行という脳の機能について学びました。
私たちの脳機能はとても素晴らしく、
もし、耳が聞こえなかった、音を聴くための器官に障害があれば、
他の臓器が代償するということをしています。
耳が機能しなければ、皮膚から音を聴くことができるようになるということです。
生きていくためには音というのはとても重要です。
外敵や環境の変化に敏感だということは生きるための必須。
私も音には、敏感です。
それが、雑音でも過剰に反応してしまうので、若いころはとても辛かった。
食べる時の音や寝言、寝息、声などがとてもストレスになりやすいのです。
今では、セルフコントロールで自分で自分の反応に対して対処できていますが。
ダンスでも音はとても重要です。
私は自分に搭載された身体の機能をくまなく使いたいと思っています。
ダンスは全身で音を表現する、自分の身体から音を生み出すということをします。
だから、皮膚で音を受容するという感覚が解るのです。
失った機能の代償、感覚代行ということを知りましたが、
使い続ける、一つ以上の臓器が反応するよう鍛えるということも可能なのではないかと考えます。
ダンスを始めたころは、音に合わせて身体を動かしていました。
次のレベルでは、音を操る、音と身体が一体となる状態へ進化。
次のレベルでは、身体が音を生み出す。音が身体に合わせるような感じへと進化するのです。
次のレベルでは、どうなるのか。
ダンスの進化、身体の進化が楽しみです。