背骨の位置を適正化するということがダンスの上達のための必須条件です。
背骨が正しい位置にないと、筋肉が正しく使えないからです。
正しく使うということで、動きがナチュラルになり、美しいダンスが可能となります。
正しく身体を使うということは、エネルギーの停滞がなく、
ストレスからも解放され、血のめぐりが良くなり、
全身に良い影響があります。
ダンスって本当に身体に良いのです。
骨の位置を意識して練習をして10年以上経ちました。
ダンスを始めたころは、その重要性に気づくことができませんでした。
師匠との出会いはとても大切です。
本物にしか与えられない技術というものがあるのです。
背骨が正しくなってきたと同時に、意識できる身体の部位、使われる筋肉の種類、可動域などが変化していきます。
人は、二足歩行を行うように進化して、重い頭を支えるということが必要になりました。
体幹や脚の筋肉はもちろん大切です。
そこが上手く機能すると、より質が高くなります。
今日、気づいたのは、首の位置。
頭と首のつなぎ目が機能し始めたのを感じることが出来ました。
正しい姿勢と言われる、顎を少し引いたところ。
そこが生きてくると、首の回旋、胸椎の回旋がよりスムーズで可動域が増える。
これは、自分の身体と毎日向き合ってきたから分かる変化です。
身体のなかの微妙な変化に気づくことが出来る。
ダンスを続けて良かった。
感じられるまで続けて良かった。
まだまだ続ける。
最期の一瞬まで身体と向き合う。
未来の自分が楽しみです。